Google Chromeのブラウザには「シークレットモード」という機能があるのはご存知ですか?存在は知っているけど、いまいち使い方がわからない…という人も多いようです。
意外と知られていないけど、使ってみるととっても便利な機能なのでみなさまにご紹介します。
シークレットモードとは
Webサイトの閲覧履歴やコンテンツのダウンロードに関する履歴などを残したくない場合に活躍する機能です。
シークレットモードはGoogle Chromeをインストールしておけば、パソコンだけでなく、AndroidやiPhoneといったスマホでも利用できます。
ちなみに、他ブラウザのFirefoxは「プライベートブラウジング」と呼ばれるモード、Internet Explorerでは「InPrivateブラウズ」が、シークレットモードと同じ役割にあたります。
シークレットモードの起動方法
シークレットモードが有効になると、ブラウザの画面内が黒くなります。この状態でWebサイトを見ても閲覧履歴などは残りません。
パソコンでの起動方法
(1)Google Chromeブラウザを起動
(2)画面右上にある設定ボタン「︙」をクリック
(3)「シークレットウィンドウを開く」を選択
Chromeでのショートカットキー
- Windows / Linux / Chrome OS の場合
Google Chromeを起動している状態で「Ctrlキー + Shiftキー + nキー」を同時に押すと別ウィンドウが開き、シークレットモードが使えます。
- Macの場合
Google Chromeを起動している状態で「⌘キー+ Shiftキー+ nキー」を同時に押してください。
スマホ(Android&iPhone)での起動方法
(1)Google Chromeアプリを起動
(2)画面右上にある設定ボタン「︙」をタップ
(3)「新しいシークレットタブ」を選択
シークレットモードをデフォルト設定
Windowsでは、Google Chromeのプロパティから変更すれば、常にシークレットモードで起動することが可能です。
Google Chromeのアイコンを右クリックしてプロパティを表示します。
プロパティ画面の「ショートカット」タブにある「リンク先(T)」の末尾に「 –incognito」を追加して「適用」をクリックします。
※「–incognito」の前に
半角スペース2つを必ずいれてください。
シークレットモードのメリット&デメリット
メリット
・閲覧したWebサイトの情報が残らない
・入力した個人情報やクレジットカード情報などがCookieに残らない
・パスワードの履歴が残らない
デメリット
・Cookieが無効化されるのでアカウントに自動ログインできない
・デフォルトの設定ではChromeの拡張機能が使えない
・Webサイトの管理者やネットワークの管理者には閲覧履歴を隠せない
まとめ
今回は、Google Chromeの「シークレットモード」についてご紹介しました。
「シークレットモード」を利用すると、履歴などが残らないのでIDやパスワードを毎回入力しないといけないなど、少し煩わしい手間がありますが、その分セキュリティを高めることになります。
特に、共有で利用しているパソコンでは、それぞれが安心して使える昨日ですね!
便利な機能なのでぜひ使ってみてください♪